スターリング・ワールド

NatureTech Harmonyのブログへようこそ 2024年の東京でニートだったナカモトサトシは、2085年にタイムリープし地球防衛軍の総司令官となりました。広大な宇宙を舞台に、仲間たちと繰り広げるアドベンチャーストーリー。

第六話④ 時間の織機

宇宙心理共鳴器の側面には、古代の文字で刻まれたメッセージがありました。

 

「最も遠く、光が織りなし歌が響く場所へ。そこに、時間の織機が待つ。シグマ・オリオンが指し示す先に真実を見つけるだろう。」

 

ソフィアとピポは、宇宙心理共鳴器に刻まれたメッセージを解読、次なる目的地シグマ・オリオン星系を目指しました。地球から数百光年もの距離にあるこの星系は、古来から「時間の編み手」と呼ばれる存在が守る、時間を操る古代技術が隠されていると伝えられていました。

 

シグマ・オリオン星系は、複数の恒星と惑星から成る壮大な星系で、中心にある巨大な恒星シグマ・オリオンAの周囲には、時間の流れに奇妙な影響を与えることで知られる特異なエネルギー場が存在します。このエネルギー場の中心には、古代文明が残したとされる「時間の織機」という装置が隠されているという伝承があります。

 

ソフィアとピポは、時間の織機を見つけ出し、その力を解き放つことにより、宇宙の秩序を保つ鍵を手に入れることを目指しました。しかし、この装置をめぐり、時間を操る力を独占しようとする他の勢力も動き出していました。

 

シグマ・オリオン星系への旅は困難を伴いました。エネルギー場の影響で通常の航法が使えず、ソフィアとピポは、宇宙心理共鳴器とギャラクティク・コンパス、そして星間ハーモニック・シンセサイザーの力を組み合わせ、新たな航路を切り開かなければなりませんでした。

 

ソフィアとピポはまず、宇宙心理共鳴器を使って、エネルギー場の「意識」や「意図」を理解し、そのエネルギー場と対話することで、航路を通過するための許可や、安全に通過するためのヒントを得ました。これは、エネルギー場が生命体と同様に、ある種の意識を持っているという古代の知識に基づいています。

 

次にギャラクティク・コンパスを用いて、エネルギー場の中で安全な航路を示す特定の宇宙の「指針」や「マーカー」を特定しました。これにより、ソフィアとピポは、エネルギー場の乱流を避けながら進むことができる航路を見つけ出すことができました。

 

最後に星間ハーモニック・シンセサイザーを使用して、エネルギー場の周波数と共鳴する特定の振動や音響パターンを生成しました。これにより、エネルギー場が安定し、航路を安全に通過するための「通路」が形成されました。

 

この方法により、ソフィアとピポは、エネルギー場の影響を受けずにシグマ・オリオン星系への航路を確保することができました。このプロセスは、単に物理的な距離を移動するのではなく、宇宙の基本的な原理と調和し、それを利用して進むという、古代文明の知識と技術を駆使した航法です。

 

時間の織機の前に立ったソフィアとピポは、装置を守る古代の守護者と対峙しました。守護者は試練を与え、二人の真の目的を試しました。その試練を乗り越えたとき、時間の織機はその秘密を明かし、ソフィアとピポに宇宙の新たな理解をもたらしました。

 

時間の織機は、時間を越えた教訓と知識の伝達を可能にし、過去から未来への啓蒙を実現する目的で古代文明によって作られました。時間を超える知識と智慧がこの装置によって共有され、宇宙の理解を深めます。